寒修行:かんしゅぎょう

寒修行とは

教えの開かれた時に教主夫婦が行った寒30日の修行を信者が体感するための修行。「教えの原点に帰る」とも言われる。
毎年大寒の日(1月20日)から2月の節分まで行われる.

活動内容

全国の一般家庭などで行われていたが、参座者よりも奉仕者の方が多い会場もあり、マインドコントロールが働きにくいため、地区の公共施設を借り、共同で開催されることもある。
連日の取り組みのため、信者にとっては負担であるが、勧誘した信者も連日法要に参加したことになるため、接心修行の参座資格が早く得られる。それゆえ勧誘も盛んになる。
この取り組みを貫くと、信者としては「尊いことをした」と認知的不協和によって思うこともマインドコントロールの手法が働いている。

寒修行は、三つのステージに区分けされる。
・開白(かいびゃく) …読経を中心としたステージ。早朝から行われる
・中願(ちゅうがん) …実践的ステージとして、社会生活の中での修行
            全国一斉早朝奉仕なども、この時期に行われる
・結願(けちがん)  …夜の時間帯での読経を中心としたステージ

結願の後に節分会を迎え、信者は一年の始まりを感じる。

寒修行においてだけ読まれるお経に“密厳院発露懺悔の文”(みつごいんほつろさんげのもん)がある。我等の懺悔・・・として、“妄想”“衆罪”“身口意の業”“無量不善の業”“忍辱(にんにく)ならず”“心意散乱して座禅せず”など、あらゆる方面の罪と業とを懺悔するというお経である。お経を読む教主の録音が流されることがしばしばであるが、「お経をあげるときにはその言葉を間違える」という主旨の懺悔もあり、そのお経を読み上げる教主自身が既にそのお経で読み間違えをしているのだが、それがそのまま使用されている。

本来登録信者だけが参座できる修行であるが、非信者でも参座できるようになった。
勧誘ノルマの重圧によって、無理に連れて行かれた人がネット検索することで、教えの欺瞞が知れてしまい、勧誘によるネズミ算ではなく、教えに取っては負のネズミ算が働く。

  • 最終更新:2012-01-17 06:16:23

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