身口意の三業:しんくいのさんごう
身口意の三業とは
仏教で言われる身、口、意(心)の罪を侵すことによる弊害を戒めるもの。
真如苑においては、真如苑の教義に対するものと位置づけられる。
口で犯す業は、教えに対する疑念を口にしたり、教義に対する疑問などを発すること。
意で犯す業は、真如苑を疑う気持ちを少しでも心に抱くこと。
宗教用語の誤用
最上の教えである(とされる)真如み教えの中では、仏教用語の本来の意味とは違い、教えに貢献しない罪が戒められる。
身の罪は教えを開いた関係者の場合(主に色情関係)は許され、信者には戒めの業となっている。
また、口の罪は教えを悪く言うことや、教えを疑うような言動が戒められる。
そして、意業も同様であり、心の中で教えを否定したり、疑ったりすることが戒められ、教えの中ではお見通しとされている。
業を侵すと信者は教えの力をもらえなくなり、霊、因縁に倒されるのを恐れ、教えの中では教え関係者を褒め称える。そして、教えを疑わせるような情報に触れないように取り組むのである。
最近はインターネットによって教えの手口が流布されているため、勧誘時に信者は「ネットに書かれている教えについての悪いことはウソ。」という口実を平気で使う。
結果的に身口意の三業は、真如苑においては信者をマインドコントロールする上で有効な方便として利用されている。
- 最終更新:2012-01-07 14:00:09